遺族と心のケア

遺族に対する周囲の心くばりの大切さは言うまでもありませんね。

大切な家族を亡くされた遺族の悲しみは計り知れません。深い悲しみのあまり、心の病気を患ってしまう遺族も少なくありません。。

悲しみの中で時を過している遺族の方々に対し、周囲の人達は、何より労わりの気持ちとあたたかな優しい愛情を持って接する事が大切ですね。

では具体的にどんあ心くばりが良いのでしょうか?
例えば、少し落ち着いたかな?と思える頃に遺族のお家を訪ね、故人の思い出話に花を咲かせるだけでも遺族の方々の心のケアに十分役立つ筈です。

また葬儀後に遺族の方々が直面する様々な問題に気軽に相談にのってあげたり・・・そんな気持ちが遺族の方々の心のケアに繋がると思います。

常に近くで、いつでも力になる。周囲の人が、こんな形を作ってあげる事が遺族の心のケアの中心になるはずです。

形見分けの時期と寄贈

形見分けの時期はいつでも良いように思えますが、マナーとしては

仏式では四十九日の忌明けに行うのが基本です。
神式では五十日祭の頃が良いようです。
キリスト教では、基本として形見分けの習慣がありませんが、日本では、一週間後か一ヵ月後の召天記念日に行う事が多いようです。

さて、衣類などは形見分けと違い、寄贈するのが良いようですね。
形見分けできないまでも、十分着る事のできる衣類は、福祉施設などに寄贈すると良いです。

役所の福祉課に相談すれば、故人の年齢に応じた寄贈先を紹介してくれる筈です。

あげるものだからといって適当ではよろしくありません。
寄贈のマナーは、きれいに洗い、ボタンなどが外れていないかどうか、確認し、はずれていたら付け直す気配りが欲しいところです。

意外と面倒ですが、こうした点をキチンとしておくと、心もスッキリするものです。

形見分け

葬儀の後、遺品整理を行うと故人の愛用品等がでてきます。
形見分けとは、故人の愛用の品や衣類等を、近親者や特に親しかった人に記念として贈るならわしの事を言い、現在でも見受ける事ができますね。

しかし、誰に何を贈るかは、結構迷うところです・・

準備の良い方は、事前に遺言で、誰に何を贈るか決めている方もいらっしゃるようです。

一般に目上の人には差し上げない、とされているのが葬儀のマナーのようです。勿論当人から申し出がある場合は例外ですが・・・

基本として日常生活でその品を愛用してもらえるよう、故人の遺志をくんだ、それぞれの方に相応しいものを選び、贈る事が肝要です。

また形見分けの渡し方ですが、包装などはせず、裸のまま渡すのが良いとされています。その際には、その形見の品の来歴等を添えると良いでしょう。

形見分けの品物は、相手に喜ばれ、実際に愛用できる品物であることが基本となる為、形見分けに住所録や日記をあげるのはタブーですね、勿論欲しいと言われてもあげないようにします。

更に、高価な品物は形見分けからはずします。おまけに高価な貴金属類や書画骨董は、贈与税の対象になる事もあるので要注意です。

最後に形見分けをする際には、差し上げる前に、受け取ってもらえるか打診しておくことも大切なマナーですので・・・

遺品の整理

葬儀の後の決まり事に遺品の整理があります。

遺品の整理を始めるのは、七七忌が過ぎてから・・・遺族は故人の整理を始めると古くから言われます。

故人の遺品で、メモや日記、手紙等の類は、いつ必要な事が起こるかも知れないため、キチンと早い時期に整理する心がけが必要でしょうか。。

故人が日常愛用した小さな品や職場等の遺品整理は、ついつい忘れてしまいがちな為、出来るだけ早い機会に遺品整理を行う事を覚えておきます。
勤務先の書類などがあったら、元の上司に相談して返却、処分するようにします。

故人が自営業の場合は、過去の所得税がかかってくる事があります。その為書類等は5年程度保管する方が良いかもしれませんね。
あいうえお経済