仏壇の安置場所

仏壇の安置場所の基本は神棚と向かい合わないように置くことですね。
仏壇と神棚を向かい合わせに置くと、それぞれにお参りするとき、お尻を向けることになりますので良くないとされています。

また仏壇は落ち着いた場所に置く、という事も大切です。
仏壇は直射日光を避け、風通しの良い場所を選ぶことは基本です。また心静かにお参りする為にも一戸建ての場合は客間や居間、マンションなどでは居間に置くことが多いのは当然と言えば当然でしょうか。

仏壇を安置する場所として、一般に三つの説がありますね。
南面北座説・・北の方角に向かってお参りする位置に仏壇を置きます。
本山中心説・・本山の方角に向かってお参りする位置に仏壇を置きます。
西方浄土説・・西の方角に向かってお参りする位置に仏壇を置きます。
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開眼供養の行い方

仏壇を購入した場合、仏壇に祀るご本尊や位置に対して開眼供養を行います。
この供養によってご本尊や位牌が霊験ある「尊像」に生まれ変わると共にそれらを安置する仏壇を清める意味があります。

一周忌や三周忌などに合わせて仏壇を購入した場合は、法要と同じ日に開眼供養を行うのが普通です。
その際、開眼供養をすませた後、法要をすることになります。

自宅で開眼供養を行う場合は、菩提寺に連絡し、開眼供養の日取りを決め、僧侶に30分程お勤めをしてもらい、列席者が焼香をして終ります。

お寺で法要を営む場合は、ご本尊をお寺に持参し、法要を行なってもらった後、持ち帰り、仏壇に安置した後、お線香をあげます。
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仏壇の購入時期

仏壇を購入しようと考える時期は、新仏が出た直後が多いです。
四十九日忌や百か日忌などの法要を行う頃に購入するケースが一般的のようです。また、最近では、家を新築、改築したときなど、生活の変化があった際に仏壇を新しく購入するというケースも多くなっているようです。

また仏壇を購入するときには、仏壇と住まいの大きさとバランスに考慮して購入してくださいね。
例えば、最初に仏壇の安置場所を決めておき、安置する場所の幅、高さ、奥行きを確認してから仏壇を選びます。

仏壇を購入する際には、あらかじめ予算を立てて仏壇店に相談すること。仏壇を買うと仏具も入ります。

仏具の予算は仏壇の2〜3割程度が基本ですが、材質によって価格も異なります。最低限必要なのは三具足、ほかに位牌、ご本尊なども含め、総予算を決定します。

材質、仕様に応じた良い仏壇を見分けます。
仏壇を選ぶ際、仏壇の各部分を留めた金具がきちんと打ってあるかどうか確認します。

塗り仏壇の場合は、漆部分にブツブツがなく、鏡のように滑らかで艶のあるもの、金箔は三枚掛けが最高の品、金箔を貼った部分が厚いものを選びます。

唐木仏壇の場合、黒壇、紫壇などが高級品とされます。節がなく、木目が美しく整っているかどうかを見分ける事が必要ですね。
各部の組み合わせはホゾ組になったものを選ぶよう心がけます。
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仏壇の種類

仏壇の種類といっても何のことだか?と思うのが普通でしょう。

仏壇の基本なのでこの機会に知っておきましょう。

1. 台付き仏壇
  仏間、床の間、畳の上などに安置、座って拝むのが台付仏壇です。

2. 上置き仏壇
  たんすや棚の上などに安置するのが上置き仏壇。紫壇、黒壇などの唐木を使ったものが多いのが特徴です。高さは60センチ位が一般的。

3. 塗り仏壇(金仏壇)
  檜、杉などを使い、漆塗りした上に金箔で仕上げた仏壇で、内部は荘厳作りという技法で美しく飾っているのが特徴です。

4. 唐木仏壇
  金仏壇より小型で、桑、花梨、胡桃、桜、黒柿等の材質を用いた仏壇です。金箔等の装飾はありませんが、黒壇、紫壇などの上質な色合いを生かしたものが多いのが特徴です。

5. 新仏壇
  合板、アルミニウム、プラスチックを用いた仏壇を言います。
  デザインが洋間に合う様に作られており、虫がつかないのも特徴で、値段も手頃です。
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仏壇の構造

仏壇の構造知ってますか?知らないのが普通です。
ただ仏壇の事を知らないのに、仏壇って当たり前に認識しているのが普通の感覚でしょうね。

仏壇は結構宗派とかで、考え方や構造の形式が違い、何かと判りにくいと思いますので、これから幾つか紹介します。

仏壇の起源は天武天皇の頃に遡ります。
「諸国家毎に仏舎をつくりすなわち仏像及び経を置き、以って礼拝供養せよ」と天武天皇が全国に詔を出したのが、一般家庭で仏壇を祀る事になった始まりとされています。

天武天皇は詔の中で仏舎と呼んだのが現在の仏壇で、今から1300年以上前の事になります。

仏壇は、仏像や祖先の位牌を安置する、家庭用の厨子(仏教では仏様の御堂を厨子という)であると考えられています。

仏壇の観音開き、あるいは三方開きの扉は、お寺の山門を見立てたものです。扉を開けると、上段中央の一段高くなった場所がありますが、これを「須弥壇」と呼びます。
仏様の世界を象徴する須弥山をかたどったものとされます。ここに御本尊を安置します。この須弥壇が仏壇全体の中心になります。

須弥壇の上にあるのが「宮殿」で、聖なる場所とされています。これら全てが仏教の求める最高の理想世界を象徴しています。

宗派によって仏壇の構造は形式が異なる場合がありますが、一般的に須弥壇にご本尊を安置し、脇侍仏、両大師を祀ります。
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