墓地使用権と相続

墓地使用権と相続は意外とやっかいです。

墓地使用権とは墓地を買うこと。
墓地は一般の土地の様に売り買いはしません。
墓地の使用権利を取得するという意味になります。その墓地の使用権利取得にあたり、所有権はお寺にあるという事が要点です。

所有権は寺にありますが、寺には墓地使用権が認められない為、原則的に埋葬を拒否する事ができない事になっています。

お墓の相続
お墓の相続について、民法は「慣習にしたがって祖先の祭祀を主催するべき者がこれを主宰する」とあります。
慣習にしたがってという曖昧な表現がある辺りが、墓地とかお墓とかいう分類のポイントの一つです。

お墓の継承者の指定は、被相続人が行います。この場合、長男か配偶者が継承者になるのが普通です。

遺言で相続者を決める事もありますね。お墓の継承者は墓地の管理事務所に届出を提出します。

墓地使用権者になると、檀家との付き合い、墓地管理料の支払い義務が発生します。

お墓とともに祭具の継承、法要の施主として祭祀一切を行う必要がでてきます。また墓地の購入は墓地使用許可がおりないとできません。墓地の購入は石材店で相談して決定するのが基本です。

お墓に関る法律

お墓に関する法律は幾つかありますが、最初に確認しておくべきは、墓埋法(墓地、埋葬に関する法律)ですね。

墓埋法では、墓地として認可を受けた区域意外にお墓を建てる事はできないという内容が記されています。

そして墓埋法では、埋葬許可証について記しています。
1.故人が死亡後、死亡診断書と死体火葬許可申請書を市区町村役場へ提出すると、火葬許可証をもらえます。
2.火葬許可証を火葬場へ提出すると、火葬し火葬執行済を記入してもらいます(埋葬許可証となります)
3.埋葬許可証をなくした場合は、死亡後5年以内なら死亡届を発行した役所で再発行してもらえます。

以上が墓埋法の簡略な内容です。

お墓参りの手順

お墓参りに必要なものは何でしょうか?

線香、蝋燭、数珠、マッチ、お供えの花、故人の好物、手桶、ひしゃく等でしょうか。
その他にお墓の掃除の為にほうき、ぞうきん等も持っていくと良いです。

お墓参りの手順
1. お墓参りの前に掃除をし、お墓とお墓の周辺をきれいにします。
2. 供え物をする
  墓前に花、供え物をします。
3. 線香をたく
  蝋燭に火を灯し、束になった線香に一度に火をつけ、線香をたきます。
  この時、線香は最後まで燃やしきるのがマナーです。
4. 墓石に水をかける
  新しくくんだ水を墓石の上から静かにかけます。
  かける際は、故人に縁の深い順にかけます。
5. 合掌礼拝
  お参りをする時は、墓石より体を低くするのが礼儀です。
  数珠を持って静かに手を合わせ、故人に対する思い、近況等を語らうようにします。
  何人かでお参りする場合は、一人ずつ順番に合掌礼拝するのも一つのマナーと言われますね。

服装とお供え物
服装に関しては特に決まったモノはありません。しかしキチンとした身なりで出かけるのが、基本マナーとなります。またお供え物は持ち帰るようにしましょう。

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お墓に関る法律2

お墓に関する法律をキチンと理解しておきましょう。

墓地使用権
墓地というのは買う事ができません。墓地は墓地使用権を取得する事となります。使用権ですから所有権はお寺が持つという事ですね。
お寺には、所有権はあっても墓地使用権が認められないため、原則的に埋葬を拒否することができません。面白いしくみですな!

お墓の相続
お墓の相続については、民法に「慣習にしたがって祖先の祭祀を主宰するべき者がこれを主宰する」とあります。
お墓の継承者の指定は被相続人が行います。この場合、長男か配偶者が継承者になるのが一般的です。

自分の継承者を遺言で残すこともできます。そしてお墓の継承者は墓地の管理事務所に届出を提出する必要があります。

墓地使用権者になると、檀家との付き合い、墓地管理料の支払い義務が発生します。
お墓と共に祭具の継承、法要の施主として祭祀一切を行なわなければなりません。

お墓を建てる

お墓を建てる順序や注意点を確認してみましょう。

墓地の購入
お墓を建てるには墓地の購入が最初の手順ですね。
墓地使用許可がおりてからお墓を建てる事になります。

石材店を選ぶ、注文する。
墓地使用許可の前後に石材店を選びます。指定石材店が決められている場合は、従った方が良いでしょうね。

選ぶ際は、実物大の見本を見て、確認した後、決めるのが大切です。

予算を立て、契約金額、支払方法について決めるのは基本です。
同時に墓地の広さ、場所をを確認します。お墓の形、大きさも確認忘れずに。

墓石の種類・付属品を決定。

完成予定日を決めます。(完成日は開眼供養日となります。)

墓石に刻む文字、書体、文字を入れる配置を決めます。

特別な加工を要する場合は石材店に相談し、詳細を伝え注文します。

工事を行なう
工事を行なう時は、管理事務所に工事施工の手続きを必要とする場合が多いです。工事期間は1〜2ヶ月が普通ですが、石材店と相談した内容を伝えます。

開眼供養
工事が完成した時点で遺骨を埋葬することができます。

基本的にお墓を建てる手順は上記の流れとなりますが、諸事情を含めて相談してみるのが吉です。バストの悩みと豊胸手術

逆修墓と改葬

逆修墓とは、生前に墓を建てる事を言います。
将来の墓地不足を見越して、また節税の為に建てられたりするケースが多いようです。

生前に建墓することは、長生きが出来、縁起が良いとされています。

逆修墓に刻む戒名は朱色に塗り、亡くなってから黒く塗り替えます。

またお墓を改葬するケースも最近増えているようです。

お墓を改葬する場合は、まず改葬許可証を得ます。
改葬許可証は、現在お墓のある市区町村の役所で交付されます。
申請にあたって、受け入れ証明書、埋葬証明書、改葬許可証の3通の書類を役所の窓口に提出、改葬許可証を交付してもらいます。

改葬先への書類の提出
改葬許可証を受け取ったら3通の書類と一緒に、改葬先の寺院、墓地の管理者に提出します。

墓を建てる前

お墓を建てる事は殊勝な心がけと言えましょう。しかし数点確認してからお墓を建てる事をお勧めしますね。

心構え
お墓は先祖の霊を祀り、長年供養するための場所と考えるべきでしょう。お墓を建てることで先祖への感謝の気持ちを養い、家族揃ってお墓参りできるよう心がけましょう。

お墓の責任者
お墓を建てた後、誰が責任をもってお墓を守るか。使用権利だけでなく、祭祀の責任も負うことになります。しっかり話し合い、継承者を決めた後に計画を進めると良いでしょうね。

時期
お墓を建てる時期については、特に決まりはありません。
生前に建てても一向に構いません。一般的には仏事に合わせて建てる事が多いようです。

お墓の決め方
お墓の決め方は石材店に依頼する前に区画に応じたお墓のイメージをしっかり考えておくようにします。
また、霊園墓地の規則、約束をあらかじめ知っておき、間違ったお墓を作らないよう気をつけましょう。

お墓に関る法律1

お墓って意外と知られていませんが、結構法律に縛られています。
お墓についての法律を知らないでいると意外な落とし穴があるかも・・

墓埋法(墓地、埋葬に関する法律)
基本ですが、墓地として認可を受けた区域以外にお墓を建てる事はできません。

埋葬許可証
故人が死亡後、死亡診断書と死体火葬許可申請書を市区町村役場へ提出し、火葬許可証を貰います。
火葬許可証を火葬場へ提出し、火葬が終ってから火葬執行済を記入してもらいます。(これが埋葬許可証です)

埋葬許可証をなくした場合は、死亡後5年以内であれば、死亡届を発行した役所で、再発行してもらうことができます。
この時、火葬許可証を再発行してもらい提出する必要があります。

火葬の証明ができない場合は、死亡者の除籍抄本を持って、遺骨を安置する市区町村役場へ再発行の為の調査を依頼します。
あいうえお経済